次の選択肢は誤りです。
どこが・なぜ間違いか考えてください。
法令用語において、「又は」と「若しくは」はいずれも複数の選択肢を並列的に接続する際に用いられるが、両者に意味の違いはなく、選択的接続を表す場合には常にどちらを用いても差し支えないとされている。
| 又は | 若しくは | |
|---|---|---|
| 単純な並列(一段階) | 使用する | 使用しない |
| 段階がある場合の大きい方 | 使用する | 使用しない |
| 段階がある場合の小さい方 | 使用しない | 使用する |
法令の文章は一義的かつ正確に読み手に解釈されなければならず、複雑な選択関係を誤解なく伝えるために、接続詞の使い分けによって選択肢の階層構造(グループ分け)を明示する必要があるため、このような用語法上の慣行が確立している。
「大きい方が『又は』、小さい方が『若しくは』」と覚える。イメージとしては「又は」が大枠のグループを分け、「若しくは」がそのグループの中身をさらに分ける、という入れ子構造(大きい箱の中に小さい箱)を思い浮かべると整理しやすい。
この論点は「又は」と「若しくは」に意味の違いがないと断定する形や、逆に使い分けの階層関係(大は又は・小は若しくは)を逆にする形で出題されやすい。
令和8年(2026年)4月1日施行の法令を参考にしています。