次の選択肢は誤りです。
どこが・なぜ間違いか考えてください。
法令用語において、選択的接続に段階がある場合、意味の大きな切れ目にも小さな切れ目にも同じ言葉を用いる必要があり、そのため「又は」と「若しくは」はどちらを先に使ってもよく、両者に階層上の使い分けはないとされている。
✅ 結論:大きな切れ目は又は、小さな切れ目は若しくはで表す
⚠=ひっかけポイント(試験で狙われる箇所)
| 又は | 若しくは | |
|---|---|---|
| 使用場面 | 単純な並列、または最も大きな区切り | 段階がある場合の小さな区切り |
| 1つの文中での使用回数 | 原則として1回のみ | 複数回使用可能 |
| 具体例 | A又はB | A若しくはB又はC |
法令の条文は一義的かつ正確に解釈される必要があるため、選択的接続の構造(どこが大きな区切りでどこが小さな区切りか)を接続詞によって明示し、条文解釈の混乱や恣意的な解釈を防ぐために厳密なルールが定められている。
「大きい又は、小さい若しくは」と覚える。大きな切れ目は1つの文章に1回だけ「又は」を使い、その中の細かい選択肢を「若しくは」でつなぐイメージ。例:『A県知事若しくはB県知事の許可又はC大臣の許可』のように、外側の大きな選択に「又は」、内側の小さな選択に「若しくは」を使う。
法令用語の問題では「又は」「若しくは」の使い分けを問う形式のほか、「又は」を単純に一度しか使わないというルールを逆手にとって階層関係を誤らせる選択肢が出やすい。
令和8年(2026年)4月1日施行の法令を参考にしています。