資格試験を勉強していると、高難度の資格試験の選択肢は長文、行数が増えていきます。
1行の選択肢は簡単に正誤〇×が判別できるけど、2行はまぁ分かる、3行はちょっと分かりにくい、4行・5行、、、無理なんですけど(‘◇’)ゞ
となっていきます。
試験は簡単だ!という人もいますが、こういう人たちは読解力がすでに鍛えられている、つまりワーキングメモリの容量が多いと思われます。
ということで、ワーキングメモリを鍛えると読解力が上がるのでは?と思いつき、ワーキングメモリを増やして読解力を上げる、そして試験への合格を目指すことを考えてみます。
ワーキングメモリとは何か?
ワーキングメモリーは、外界から入ってきた感覚情報などを、それが消えた後に数秒から数十秒の間、短期記憶として保持し、それを用いて他の認知機能を実行する為の、脳の機能である。短期記憶の意味で用いられる事が多いが、本来は純粋な短期記憶ではなく、それを用いて他の認知機能を実行したり、記憶内容に操作を加えたりする為の機能を指す。
平林 敏行 脳科学辞典 ワーキングメモリー(2023)
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%BC
試験問題で考えると、選択肢の1行は短期記憶として保持できるが、2行・3行・・・となっていくと、1行目を忘れてしまうので、読解力が低くなってしまうのではと考えます。
ワーキングメモリを鍛える方法は?
と、たまたま読んでいた↓の本にこうありました。
集中力がすべてを解決する 精神科医が教える「ゾーン」に入る方法 – 2024/2/9 樺沢紫苑 (著)
「ワーキングメモリを鍛える9つの方法」として、
(1)睡眠・・・7時間以上の睡眠
(2)運動・・・やや速足のウォーキングなどの有酸素運動
(3)自然に親しむ・・・自然の中での運動
(4)読書・・・読書
(5)記憶力を使う・・・暗記するなど、意識的に記憶力を使う
(6)暗算・・・暗算
(7)ボードゲーム・・・ボードゲームで認知トレーニング
(8)料理・・・料理で「段取り力」をつける
(9)マインドフルネス・・・マインドフルネスで「今・この瞬間」に集中する
が挙げられています。
気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?